仕事

誰もが納得する数字に見合った自分の能力を勝ち取る

当時24歳(現在27歳)のスタッフ(空間塾生)が、仕事にやる気が出なくなり停滞を感じ、相談してきました。

「作業は行っているものの、意欲やモチベーションが上がらず、以前のようなエネルギーが出てこない」という悩みを訴えていました。

それに対して答えた話です。



そんな状態になるのはまず、年齢の影響があるよ。

年齢といっても、いろいろな意味があって深いんだよ。

肉体的・精神的・社会的・経験的・対外的等、それぞれ意味が違う。

それは全てが影響してくるものだけど、同じ24歳でも人によって、立場で違ってくるよね。


それは、責任の多さや、環境、状況の結果で年齢の影響を受けることがあるんだよ。


そしてそれは、その場におけるポジションもある。

3年~5年たっても新人のままな人も居れば、半年でベテランと言える人もいる。

それは性格やタイプにもよってくる。

今まで、学生時代にクラス委員をやったり、クラブ活動で部長をやったり、社会に出ても責任のある立場に立つことで、人よりも早く年齢が来る。


それは洞察力・指導力・まとめる能力を持っているからこそそのポジションにつくようになっているんだよね。

それは社会にとって、人との空間にとって必要で、求められる人材なんだ。

それは自分にとってチャンスであり、アドバンテージ。

そういう能力を持った自分を活かすべきだよ。

そうするためには年齢と立場、そしてそれに見合う状況は必要だよね。


それは、自分の意識、環境、それと……やっぱり給料なんじゃない?


自分がもっと上のポジションに行ってもいいのに、立場上(数字を上げることを)言えなかったりするんだろうけど、自分から言うことで意識が高まるんだよ。

それは自分のことを提案する、表現するということだよ。

中には、励ましとして数字を上げてもらう人もいれば、その人を尊重して自分から表現するまで時期を待つこともある。

しかし、タイプによっては、言わずに待ってしまう、我慢してしまうという人がいる。

そうしてしまうことで気持ちが落ちていってしまう。

それじゃぁ、意味がないよね


自分から提案することで自分に刺激を与えるんだよ。

君はそのタイプだよ。



自分に見合った数字、そしてそれは周りからも納得できる数字でもあるべきだよね。

自分の判断力も問われてくる。


それは、いつか自分が相手を評価する時期が来たときのために、自分の目を養う材料にもなる。

これをやってくることで相手を評価するトレーニングになるんだよ。

僕はその提供をしたいんだよね。


そして誰もが納得する、数字に見合った自分になることだよ。

それは自分で勝ち取るんだよ。

数字が上がってくるほど、“仕事的”に評価されるより、“人間的”な意味において評価されるようになるよ。


数字が上がることで、自分自身に対する責任も上がってくる。

そこまでいって初めて責任を請け負えるようになる。

また、数字をあげることでプレッシャーにもなる。


それら全部を考えた上で数字を出せばいいんじゃない?


そしてそんなトレーニングは自分の後輩や部下が相談に来た時、きっと役に立つと思うよ。


■物事を立体的に見えるようになるために整理整頓が必要

納得できる人生、自分らしい生き方を求め、伊東聖鎬のもとでスタッフとして働きながら、仕事や日常生活を通して学ぶ空間塾。その塾生の40歳の男性から、抱えている仕事をうまくこなすことができないと、相談された時に答えた話です。


私は約30年前に脳の情報を読む「読脳法」を開発しました。
読脳法は個である「その人」を知るための技法です。
それを「その人研究」といい、患者が訴える病気症状に対してどうしても良くすることができないで悩んでいる医師や歯科医師、柔整師、治療家に指導してきました。

「その人研究」をしていると、人には物事を「点でとらえる人、線でとらえる人、面でとらえる人、立体でとらえることのできる人、等がいることが分かりました。
「立体の人」は、何を行なうにしても、脳の中で物事が立体的に描けるのです。
目的にそった人員や物の配置、そしてそれらの動きやタイミングなど全体が見えるのです。

私も何かあった時、脳の中にすぐに図面ができます。
それは、今まで散々、トレーニングをしてきたからです。

もし、立体的に物事が見えるようになりたいのなら、何事もすぐに図面を描くことです。
そんな図面がいくつも重なることで立体的になっていくからです。
重ねた図面を上から見たとき、物事の全体が見えそしてそれが道理として見えてくるのです。

今自分がとりかかっている仕事があるとするなら、それをどういう段取りで行なえばいいかを図面に描くのです。それでも、どうしてもわからない、という場合は、実はそれは1つだけではなく別の図面を描かなければならないものかもしれません。
「同じ」と思っていたものが実は別々の図面に描かなければならないものだったということもあるのです。


それはふだんから整理整頓ができているかということとまったく同じ意味なのです。
自分だけの視点の整理整頓ではなく、できるだけ多くの人の視点で整理整頓ができるようになることです。
それができてくれば、物事を立体に見えるようになってくるのです。
プロフィール

伊東聖鎬